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コストコ会員が辞められないワケ! 値上げでも続ける心理とビジネス戦略

コストコのメンバーシップ料金が値上げ! 「もう辞めようかな…?」と考える人もいるかもしれません。でも実際には、会員は減らないどころか増え続けている のが現実です。

なぜ、人々はコストコを辞めないのか? その理由には 「人間心理」 と 「巧妙なビジネスモデル」 が隠されていました。

今回は、コストコの「年会費値上げ」と「会員制ビジネスの仕組み」について、深掘りしていきます!



①「せっかく払ったし…」の心理が働く

サンクコスト効果(埋没費用バイアス)

人は一度お金を払うと、「元を取らなきゃ!」という気持ちになります。


🔹 映画がつまらなくても途中で出ない

🔹 大盛りラーメンを頼んだら、無理して食べる


これと同じで、コストコの会員も 「年会費を払ったんだから使わなきゃ損!」 という心理が働きます。多少の値上げでは「まあ、続けるか…」となるわけです。


 

② 「やめたら損するかも…」というFOMO心理

会員限定の仕組みが効いている

コストコは 「会員じゃないと買えない」 という特別感があります。

「もし辞めたら、お得な商品が買えなくなるかも…」という FOMO(取り残される恐怖) が働くため、簡単に退会しづらいのです。


特に、

🔹 プライベートブランド「Kirkland」の高品質商品

🔹 180円のホットドッグ(しかも値上げしない)

🔹 ガソリンが安い

など、会員のメリットが大きい ので、 「とりあえず続けよう」となるわけですね。


 

③ 「コストコがないと困る!」というロイヤルティ戦略

買い物以上の「体験」を提供

コストコは、ただの買い物じゃなく


🔹 広い店内を歩き回るワクワク感🧀

🔹 試食コーナーでの楽しみ🍕

🔹 フードコートでのプチご褒美


こうした**「楽しさ」**があるからこそ、 「もう行かなくていいや」とはなりにくいんです。


 

④ 「年会費モデル」の強み

会員制だからこそ、値上げしても成り立つ

コストコの利益の約7割は 年会費 から生まれています。


そのため、

🔹 値上げのタイミングで「新サービス」を追加

🔹 退会者が出ても「新規入会キャンペーン」で補填


という形で、会員を維持する戦略が組まれています。


 

まとめ:コストコは「辞めづらい仕組み」になっている! 

サンクコスト効果 → 「払ったから元を取らなきゃ!」

FOMO心理 → 「やめたら損するかも…」

ロイヤルティ戦略 → 「買い物が楽しい!」

年会費モデル → 「会員制だから値上げOK」


だからこそ、コストコの年会費が値上がりしても 「会員は減らない」 のです。

次にコストコに行くときは、ぜひこのビジネスモデルの裏側も考えてみてくださいね!





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