コストコ会員が辞められないワケ! 値上げでも続ける心理とビジネス戦略
- ewalulei
- 2月2日
- 読了時間: 3分
コストコのメンバーシップ料金が値上げ! 「もう辞めようかな…?」と考える人もいるかもしれません。でも実際には、会員は減らないどころか増え続けている のが現実です。
なぜ、人々はコストコを辞めないのか? その理由には 「人間心理」 と 「巧妙なビジネスモデル」 が隠されていました。
今回は、コストコの「年会費値上げ」と「会員制ビジネスの仕組み」について、深掘りしていきます!
①「せっかく払ったし…」の心理が働く
▶ サンクコスト効果(埋没費用バイアス)
人は一度お金を払うと、「元を取らなきゃ!」という気持ちになります。
🔹 映画がつまらなくても途中で出ない
🔹 大盛りラーメンを頼んだら、無理して食べる
これと同じで、コストコの会員も 「年会費を払ったんだから使わなきゃ損!」 という心理が働きます。多少の値上げでは「まあ、続けるか…」となるわけです。
② 「やめたら損するかも…」というFOMO心理
▶ 会員限定の仕組みが効いている
コストコは 「会員じゃないと買えない」 という特別感があります。
「もし辞めたら、お得な商品が買えなくなるかも…」という FOMO(取り残される恐怖) が働くため、簡単に退会しづらいのです。
特に、
🔹 プライベートブランド「Kirkland」の高品質商品
🔹 180円のホットドッグ(しかも値上げしない)
🔹 ガソリンが安い
など、会員のメリットが大きい ので、 「とりあえず続けよう」となるわけですね。
③ 「コストコがないと困る!」というロイヤルティ戦略
▶ 買い物以上の「体験」を提供
コストコは、ただの買い物じゃなく
🔹 広い店内を歩き回るワクワク感🧀
🔹 試食コーナーでの楽しみ🍕
🔹 フードコートでのプチご褒美
こうした**「楽しさ」**があるからこそ、 「もう行かなくていいや」とはなりにくいんです。
④ 「年会費モデル」の強み
▶ 会員制だからこそ、値上げしても成り立つ
コストコの利益の約7割は 年会費 から生まれています。
そのため、
🔹 値上げのタイミングで「新サービス」を追加
🔹 退会者が出ても「新規入会キャンペーン」で補填
という形で、会員を維持する戦略が組まれています。
まとめ:コストコは「辞めづらい仕組み」になっている!
✅ サンクコスト効果 → 「払ったから元を取らなきゃ!」
✅ FOMO心理 → 「やめたら損するかも…」
✅ ロイヤルティ戦略 → 「買い物が楽しい!」
✅ 年会費モデル → 「会員制だから値上げOK」
だからこそ、コストコの年会費が値上がりしても 「会員は減らない」 のです。
次にコストコに行くときは、ぜひこのビジネスモデルの裏側も考えてみてくださいね!